GhostintheShell’s blog

こんな小さなメロディが貫いていく世界なんてない

結婚がもたらす男性の変化について

誰の特にもならない話しを。

と言うか本当にただの自分語りを。

まぁ、いいんだ、誰もこんなもの見やしないから。

キモい自分語りを見たくない方は、

偶然これを目にしても読み進めないでね。

批判なんて受け付けませんから。

 

最近、仕事がめっきり嫌になった。

ついこの間までイエスマンを楽しんでいたのに、

プロジェクトの目標も気に入らなけらば、

顧客の横柄な態度から、

顧客に揉み手して部下に無理を押し付ける上司も、

そもそもそんなクズ共に忖度することさえ

全くもって嫌だ。

アンガーマネジメントも、

7つの習慣win-winの関係も、

スキルとして理解していても、

この社会に一ミリも貢献していないクズ仕事に

自分の貴重な時間を搾取されている実感を

転換も払拭も消化も出来ない。

 

なんで突然嫌になったんだろう。

 

よくよく考えたら、

今までイエスマンやってきたのは、

他人よりも頑張って自分が出世したかったからだ。

 

なんで出世したかったかって。

女性にモテたかったんだな。

 

若くして出世して部下持って給料いっぱいもらって

意中の女性に声をかけてデートして、

女性がお手洗い中に会計を済ませて、

その後も…

みたいなことを楽しんでやってたし、

その為にはお金は結構必要だった。

 

よくよく考えたら、

その為だけに家はシェアハウスにして、

お昼のお弁当は日曜日に作り貯めして、

水筒にお茶入れて、

って節約しまくって、

殆ど毎晩、誰かと一緒にいて、

着替えにだけ部屋に戻る生活をしていた。

(モテたと自慢したいわけではなく、

    仕事をする動機付けが明確に存在したことを

    自覚するために書いております)

 

女性と話しをするときにも、

仕事を頑張っていることを話す意義はあったし、

ヒラ社員と役職者かどうかは

20代の頃は雲泥の差があった。

少なくとも自信と余裕を持てた。

 

今はどうだろうか。

 

我が家は子供は作らないと決めている。

(レスという意味ではない)

共働きで、稼ぎは十分にある。

そして嘗てほど仕事に時間を奪われては、

妻との時間を有意義に過ごせない。

有給休暇は取得したいし、

連休を取って旅行にも行きたい。

互いの実家にも帰らなければならないし、

互いの友人や親戚も大切にしたい。

月に2、3回、食事してベッドを共にするのとはワケが違う。

 

だから、仕事のウェイトを下げる必要がある。

僕しか出来ない忖度の仕事なんて、なんの意味もない。

 

そう考えた途端に、

僕に忖度を暗に要求し、

あなたなら出来るでしょと、

対価の不確実な鼓舞でタフなアサインを強要する、

そういうヤツら全員が極悪人に見える。

 

というか悪魔だ。

「お前の人生の3分の1をよこせ。

    そうすれば今の生活を維持するだけじゃなく、

    これから少しずついい生活を与えよう。

    なぁに3分の2はお前の自由だ。

    悪くない話だろう?」

って言ってるわけだ。

 

そして彼らも悪魔に自分の人生の3分の1か、

それ以上を捧げてきて、それが当然だと思ってる。

 

ま、それを全否定はしない。

団塊の世代から、団塊ジュニア世代は、

思考停止して「一生懸命であること」や、

「年長者を敬うこと」みたいな

社会通念の中で生きてきた。

 

僕らミレニアル世代は失われた20年を見て、

おっさんたちクズだと悟ったわけ。

 

だから僕の反発を上手く理解出来ていない。

(おそらく根本的には互いに相容れない)

どうしてお前は今まで良い子だったのに、

何が問題なんだ、やればいいだけだろう?

みんなそうしてる。なぜやらない。

私もそうしてきた。なぜやらない。

 

それしか言わない。

どのくらい説明しても、

彼らは部下や支払先に対しては忖度しない。

 

嫌なら辞めるしかないか、と思ったんだけど、

なんと忖度で仕事してきたので、

忖度のスキルしか無いわけ。

 

驚いた。

 

散々ネタにされてるのでご存知かと思うが、

就活中の人は「潤滑油です」とか言うのを

スキルに事欠いて言うなよ。

 

そんなもので食っていけるほど、

人生甘くないよ。

(厳密に言うと食ってはいけるし、

    かなりの需要はあるが、

    それを続けるのは非常に難しい。

    誰も「笑わせる」のはよくても、

    「笑われる」のは嫌なのと一緒で、

    尊重し合うための忖度は可能でも、

    一方的に要求される忖度を続けることは、

    当人の自意識を少しずつ疲弊させていく。

    だから世の中は忖度で食えるほどに甘いが、

    人生は忖度で全て乗り切れるほど甘くはない。)

 

脱線した。

戻す。

 

自分に明確なスキルが無いことに驚いた。

転職活動をしてみても、

忖度を要求される仕事の内定は貰えても、

自分の裁量権を広く認められるような仕事は

お祈りされまくる。

 

20代のころは、

忖度さえ出来れば僕はどこでもやっていけると

そう言われていたし、その自負もあった。

しかし、その実はそうではない。

 

英語の方が重要。

未だに英語さえ出来れば、

待遇が100万単位で跳ね上がるし、

裁量権も変わる。

 

去年まで毎年、

自分の人生の最高幸せ度(体感)を更新してきたのに

今年は絶望の中にいる。

 

結婚が悪いとは言わないが、

結婚を転機に大きく変化した自分が

まさか絶望感に苛まれるとは思わなかった。

 

でもまぁいいや。

僕は英語を学び、やがて使いこなせる者。

僕は諦めずに、絡まった人生の糸を解く者。

僕は思った自分に、必ず到達する者。